2011年2月15日火曜日

第139回 都をどり

今年で139回の歴史を持つ『都をどり』の内容が発表されました。演題は年々の話題に合わせて京の名所を選び、舞台を構成していますが、親鸞700回遠忌だった50年前には「京舞扇八景」の演題で、東本願寺の御影堂門前を背景にした「浄土和讃」、西本願寺の飛雲閣を舞台にした「御法の雪」が披露されました。
4月1日から祇園甲部歌舞練場で開幕する今年はパワーアップ!法然と親鸞の遠忌に合わせて知恩院西本願寺東本願寺が舞台に登場。三つの本山が都をどりで「そろい踏み」するのは初めてで、華やかに遠忌を盛り上げる内容になるとのことです。

都おどりと東西本願寺のつながりでは、1872年の京都博覧会に合わせて都をどりが始まった際、当時の京都府知事らの要請に応じて両寺の参拝者が団体で鑑賞した歴史があります。
1998年の浄土真宗中興の祖・蓮如500回遠忌でも両寺を取り上げている。

今回の演題は「春花京都名所尽(はるのはなみやこのめいしょづくし)」(全八景)。
梅の花が咲く飛雲閣、東本願寺渉成園の紅葉のほか、法然と親鸞が修行した比叡山を眺める冬の円通寺も舞台となる。今年、御鎮座1300年を迎える伏見稲荷大社(伏見区)の田植祭も描く。フィナーレは知恩院の山桜を背景に芸舞妓約60人が舞う。全国から参拝で訪れる方にも是非、見ていただきたい(^^)

開演期間:2011年4月1日30日
開演時間:第1回 12:30~、第2回 14:00~、第3回 15:30~、第4回 16:50~ ※4回公演、各公演約1時間
入場料金:茶券付特別観覧券4,500円、壱等観覧券4,000円、弐等観覧券2,000円
申込み方法:電話予約(観覧日・観覧時間・観覧券の種類・人数をお伝えください)※詳細はHPでご確認ください(^^)




【都をどり公式HP】
【1月14日 日記 50年に一度の春(遠忌法要)】

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