春の七草、言えますか?
せり、なずな、ごぎょう、はこべ(はこべら)、ほとけのざ、すずな(かぶ)、すずしろ(大根)、これで七草。
七日の朝に、七草を入れたお粥「七草粥」を食べると1年間、健康に過ごせると言われています。実際は、正月の暴飲暴食??で疲れた胃腸をいやし、冬に不足しがちなビタミン類をたっぷり補う意味が強いのかな(^^)
きちんと栄養も取って体調管理して下さい(^^)
ところで・・・
茶粥(ちゃがゆ)って知ってますか?(^^;)
文化としては「大和の茶粥」として奈良が発祥とみられますが西日本各地でこの食文化は見られ、とくに和歌山県内では常食となっている他、大阪府南部・奈良県・京都府の一部地域では郷土食として食べられています。北前船の影響か山口、能登、青森、仙台でも見られるらしいです。畿内では名物として朝食として提供する旅館もあります。
米をほうじ茶または緑茶(粉茶)で炊いたものなんですが…もとは奈良の僧坊で食べられていたものが民衆に広がり定着したとの言われています。
茶は木綿などで作った茶袋に入れ、湯を沸かした鍋でさきに抽出し、そこに米を入れて炊き上げます。家庭では二度手間になるので先に粥を炊きはじめ、ひととおり湯が沸き米が踊りだす早めのタイミングで投入し一緒に炊いてしまいます(渋みが立つので途中で引き上げます)。
茶袋を入れたり引き上げるタイミングや、茶の量・種類などにより甘みや渋みが変わり、各家庭の味となっています。梅干と合うんですよね~(^^)
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