2011年8月26日金曜日

義援金支給まだ5割 自治体任せ抜本策なし

今日の地元新聞記事より

5ヶ月が過ぎたが、日赤などに寄せられた義援金のうち被災者に届いたのは5割程度にとどまる。
支給が遅いと批判が集まり6月以降、被災15都府県まとめて送金する方式になったものの、自治体レベルで手続きに時間がかかるという根本問題は打開できないまま。関係者からは「問題を検証するべきだ」との声も上がる。

厚生労働省のまとめによると日赤や中央共同募金会などに寄せられた義援金は8月19日現在3,166億円で、被災者に支給されたのは51%に当たる1,628億円。

「人員を当初の8人から21人に増やしたが、それでも追いつかない」仙台市担当者。住宅の罹災証明書は4万枚以上が発行できていない。住民票を他の場所に残したまま市内に住んでいた被災者の確認に手間取るなど「大都市ゆえの事情」もあるらしい。

義援金配分割合決定委員会は9割強を被災都府県に送ったのだが、「被災者に早く届ける」という肝心の点で委員会は具体策を示すことができず、自治体に”丸投げ”した形。自治体側は支給に一定の裁量を与えられた反面、負担が増し、支給遅れの批判を受ける立場になった。

日赤兵庫県支部によると、阪神淡路大震災では5ヶ月経過時点で被災者に支給されたのは集まった義援金の約3割。これと比べると今回は迅速と言えるらしい。

「ふんばろう東日本」代表の西条氏は「被災した自治体に配らせること自体に無理がある。国などが窓口を作り、市町村を通さないで被災者に渡す仕組みはできないだろうか」と提言している。

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義援金をいかに迅速・公平に配るかについては工夫(してたかもしれないので結果かな)が見えなかった様に感じます。ビジョンを示すことや策、広報も。

現実は・・・義援金は半年で、5割しか手元に届かないってこと。
住んでいる市町村によって支給時期に差があるということ。
そんなこと考えたらやっぱり「非常事態宣言」出さなかった判断はよかったのか?!

桂馬に飛車の役割はできないし、飛車に桂馬の役割はできない。
納期のない仕事はいつが終りか分からない。後世の人はよく考え、改善してね。

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